介助士の身体負荷を軽減したい!この機能パンツで解決しませんか?
ベッドや車椅子などへの移乗介助は頻繁に行われている必要な介助動作ですが、介助士にかかる身体的負担が大きく腰痛等を引き起こす主な要因となっています。介助士の腰痛予防や身体負荷軽減を目的に、移乗用具や腰用サポーター等を用いる方法が多くとられていますが、いまだ腰痛等を理由に離職する介護従事者も少なくありません。
開発したパンツを着用し、簡易人体ダミーを用いて介助動作を行ったときの活動筋の筋電図測定をしたところ、体位変換介助動作時および上半身起こし介助動作時において、活動筋の仕事量が小さくなる傾向がみられ、筋負担を軽減させる効果があることが分かりました。